書画につく虫
紙を食べる害虫というのも、もちろん存在します。別に書画を狙ってついているわけでなく、ただ単に紙が好みであるから食べようとしているわけで、例えばコピー用紙なども食べようとする虫だっているのです。しかしながら、虫がどの紙を食べようとしているのかなど分かりません。もしかしたら、あなたの大切な本を狙っているかもしれないのです。貴重な書物や絵画を虫から守るためには、しっかりと虫除けをしましょう。
書画に虫がつきやすくなる原因として、床に本を置きっぱなしにしてしまうことが挙げられます。片付けが面倒だというのも分かりますし、つい読み終わった本を地面に投げ出してしまうこともあるでしょう。しかしそれでは、虫の格好の餌食となってしまいます。特に床がカーペットで敷き詰めていれば、カーペットは虫が生息しやすいこともあり、書画に虫がつくようになることもあります。
とはいっても、例え本棚にきちんと本を保管していたとして、それでも虫がついてしまうことはあります。紙を好んでいるのだから当然かもしれませんが、しかしきちんと保管していた大切な本がボロボロになってしまうのは、やはり悲しいものです。本棚に保管しているからと安心せず、きちんと虫除け対策を施し、思い出深い書物や大切な絵画を虫から守りましょう。
読み終えた本などはきちんと本棚にしまい、その上に虫除け対策を行うことで、大切な書画を守りましょう。虫除け対策が不十分だと、気付かないうちに書画を食い荒らされてしまうかもしれません。